答えは、

@基本 A拡張 B論理 B物理


HDDパーティションの種類には(基本)・(拡張)パーティションがあり(拡張)は複数の(論理)ドライブから構成される。 
また、HDDは購入時(物理)フォーマット済で、使用前に(論理)フォーマットの必要がある。 


簡単な意味と説明

@の基本パーティションとは、「基本領域」でHDD(ハードディスク)に設けられたいくつかの区切りがあるパーティションのうち、OS(オペレーティングシステム)の起動に必要なファイルが格納されているもののことである。
1つのHDDには4つまでの基本領域が作成でき、拡張パーティションによってその数を増やすことが可能である。
基本領域内に存在する論理ドライブは1つのみとなる。


Aの拡張パーティションとは、システムが起動できないパーティションで、作成しただけではドライブとして認識されません。
パーティション作成後「論理ドライブ」を作成する必要があり、拡張パーティションのメリットは、「拡張パーティション」の中に複数の「論理ドライブ」を作成出来る点があります。
拡張パーティションの中に論理ドライブを作成すると、作成した論理ドライブそれぞれにドライブ名が割り当てられます。
1つのディスクの中に作成できる論理ドライブ数は、ドライブ文字の限界内で制限がありません。


Bの論理パーティションとは、MS−DOSやWindowsでは拡張パーティション内に作成されたパーティションの事を「論理ドライブ」と呼ぶ。
A番の説明にあったように、論理パーティションは拡張パーティションの中に複数作成できる。
論理パーティションにMS−DOS&Windowsをインストールする場合、ブートストラップローダーを基本パーティションにインストールして、論理パーティション上のOSを起動出来るようにする。
UNIXの場合、論理パーティションの中にOSをブート出来るファイルがあるため、基本パーティションを使用せずにOSが起動できる。


Cの物理とは、「物理ドライブ」とも呼び物理的なドライブのことを呼ぶ。
物理的にフォーマットすることにより、HDDを認識させるようになる。
例えば、PCの中に2つのHDDでCとDで分ける物理パーティションと、1つのHDDにCとDで分ける論理パーティションがあり、物理パーティションでCが壊れてもDがにデータがあればデータ損傷の恐れはないが、スペース等の問題がでやすい。
論理パーティションの場合1つのHDDにCとDに区切られてスペースの確保が良いのと、Cドライブのみのフォーマット&再インストールですみ手間が省けますが、物理的にドライブが致命傷になればCもDもデータがダメになります。
たまにリカバリの種類によってはHDDのC&Dドライブ関係なしにHDD全体を初期化してしま物もあり、この場合どのように論理パーティションを区切っても結局は元に戻されてしまうので注意しましょう。
ノートパソコンの場合HDDの自由範囲が少ないのが難です。

もしパーティションの変更が自由に出来るようになったら、OSのマルチ&トリプルブートにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
この場合、使い方によってはかなり便利になります。



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