答えは、

CのBIOSが初期状態に戻る


簡単な説明

マザーボードのバッテリー(内臓電池)を外すと、CMOS(シーモス)クリアになりBIOSの初期化。
CMOS(シーモス)クリアの仕方は、ジャンパーピンを使ってショートさせる方法と、リチウム電池を外してしばらく放置する方法があります。

CMOS(シーモス)クリアとは、マザーボード上のCMOS RAM(Complementary Metal Oxide Semiconductor Random Access Memory)があり、BIOSの設定画面において設定した情報が保存されています。
この CMOS(シーモス) RAMに保存されている情報を消去する操作のことです。言いかえれば、BIOSの設定を初期化する操作です。
一般にRAMは、電気によって記憶内容を保持し、電気を断つと記憶内容が消去されます。
実際、マザーボード上のCMOS RAMが記憶している情報も、電源装置やマザーボード上のリチウム電池から供給される電気によって保持されていて、CMOSクリアの原理は、CMOS RAMが情報を保持するために使われている電気を断つことによって、CMOS RAMの記憶内容を消去するというものです。
CMOSクリアは、BIOSの設定を初期化したい場合に行います。例えば、このような場合に、CMOSクリアを行います。

【BIOSのアップデートした直後に、パソコンが起動しない場合】
【BIOSの設定した後にパソコンの調子が悪くなった場合※特にOC(オーバークロック)した場合】
【BIOSパスワードをかけて忘れてしまった場合】

また、配線ミスでもハードウェアの不良でもないのに、パソコンが起動しないトラブルが発生したとき、CMOSクリアを行うことで症状が改善されることがあります。

しかし、BIOSのアップデート時にBIOSの書き込みに失敗したなどの理由で、BIOSそのものが破損している場合は、CMOSクリアを行っても症状は改善されません。