答えはB

BのSPI


簡単な説明

無線LANの用語にAPIは関係なにので、この問題の場合BのSPIを選ぶ。
下にAES、WEP、TKIPの簡単な説明も表示。

@AESは、「Advanced Encryption Standard」の略。
米国政府が政府内の標準として策定した暗号化規格のこと。
高い強度を持ちながら、暗号化/復号化処理を高速に実行できることが特 徴。仕様は公開されており、Windows XPのファイル暗号化機能をはじめ、広く利用されている。


AWEPは、「Wired Equivalent Privacy」の略。
無線LANで安全な通信を行うための暗号化技術のことである。WEPにおいて、通信を盗聴から守るために使用している暗号化技術は、RC4と呼ばれるストリーム暗号化手法である。
WEPでは、64ビット、または、128ビットの暗号化キーが使われる。
暗号化キーは、64ビットよりも128ビットの方が暗号強度が高く、通信の秘匿性が高いとされている。
しかし、比較的容易に解読されてしまうことが分かってきたため、その脆弱性の対策として、新たな暗号化技術であるWPA(Wi-Fi Protected Access)が2002年10月に登場。


CTKIPは、「Wi-Fi Protected Access Temporal Key Integrity Protocol」の略。
無線LANの暗号化に用いられるWPAで採用された暗号化方式の一つ。
暗号解読の危険性が指摘されたWEPの弱点を克服した方式で、無線LANの標準規格であるIEEE 802.11の一部として採用され、広く普及している。
WPAの後継規格であるWPA2では、さらに安全性を高めたAESが採用されている。
TKIPでは、通信を行う端末のMACアドレスや擬似乱数などを元に一時的な暗号鍵を生成する。
鍵は一定量の通信が行われると破棄され、新たな鍵が生成される。
WEPと異なり端末ごとに暗号鍵が異なり、さらに鍵は刻々と変更されるため、より安全に通信できる。
暗号化自体はWEPと同じRC4で行うため、古いWEP対応機器のソフトウェアを更新してTKIPに対応させることもできる。